クエン酸に続きこの記事では重曹について書いていこうと思います。
クエン酸の記事にも結構出てきていた重曹…。
重曹は酸の汚れに良いということは何となくわかったけど、やっぱり具体的なお掃除方法を知っておきたい!という方に向けて。
重曹って何?
どんな使い方があるの?
重曹にはどんな効果があるの?
お掃除場所は?
まとめ
重曹って何?
安心素材
お菓子作りに使うベイキングパウダーの成分で少量なら口に入っても大丈夫なほど安全
高温多湿を避けて密閉容器に入れれば長期保存も可能である
どんな使い方があるの?
①パウダー(粉のまま)
②スプレー 約40℃のぬるま湯200㏄におおさじ1の重曹を入れて良くかき混ぜる
③ペースト さっと拭いただけでは落ちない汚れにはペタッと張り付く重曹ペーストがおすすめ
作り方は重曹と水を2:1または3:1の割合で混ぜるだけ
お好みの固さを見つけよう
重曹にはどんな効果があるの?
・中和作用で汚れを落とす
重曹の正体は「炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)。
水に溶けると弱アルカリ性を示します。
中和されると汚れが落ちやすくなる
お風呂の浴槽の湯垢 手垢や湯垢などの皮脂汚れは酸性
排水溝の汚れ
・玄関の靴箱や気になる匂いの消臭効果
冷蔵庫や生ごみ 靴の匂い
酸性物質の匂いをもとから消してくれる効果が期待できる
・研磨作用でピッカピカ
重曹は研磨剤としても利用できます
粒子が細かく水を含むと丸みを帯びる性質があるのでステンレスやプラスチックを傷つける心配もない
・発砲作用が焦げに効く
重曹には熱を加えると発砲する性質がありこの時の振動がお鍋などの焦げを浮かしてくれる。
弱アルカリ性の洗剤は酸性の汚れに効くって言っても具体的にどこの掃除に利用すればよいかそこが知りたいですよね。
お掃除場所は?
①シンク 食べこぼしなどの油汚れ
使い方
濡らしたスポンジにパウダー状の重曹をふりかけてシンクをこするだけでピカピカになる
②コンロ周りの油汚れ
重曹水を吹きかけさっとふき取る
③冷蔵庫
重曹水で汚れと臭いをとる
④キッチンクロスの除菌・消臭
煮沸による殺菌効果と重曹の消臭効果でキッチンクロスを掃除
水1ℓにおおさじ1の重曹を入れる
10分ほどぐつぐつ煮沸させ、しっかり乾燥させる。
⑤お鍋の焦げ
重曹の発砲作用は焦げ落としに最適
水に重曹を混ぜ火にかける コップ1杯の水に重曹おおさじ1の割合
焦げがひどい場合
重曹ペーストを塗り1~2時間放置しこする
⑥電子レンジの汚れ
耐熱コップにおおさじ2杯の重曹水(水:重曹=1:1)を入れ電子レンジ(500W)で2分温め15分放置する
重曹の湯気が汚れを浮かす
乾いた布でふき取る
⑦カーペット
カーペットについてしまった食べこぼしのシミに
重曹水を吹きかけてふき取り乾かす
丸洗いできない大きなカーペットのお掃除は全体に重曹パウダーをふりかける
重曹が汚れを吸い取ってくれる
一晩おいて翌朝掃除機で吸い取る
まとめ
重曹もとても働き者ですね。
気になった方はやってみてね。