頭のなかブログ

ハタチの女子大学生です。家事や本や過去の経験から学んだことを記事にしていく花嫁修行ブログです。

広島国際アニメーションフェスティバル体験記【最終日】

今日は5日間続いた映画祭の最終日でした!

4日間で行けなかった場を回ったので盛沢山!!

 

 

 

アニメーション制作を手軽に体験できる!コンピュータ・ アニメーションメイキングワールド

「この世界の片隅に」プロデューサー丸山正雄さんのお話が聞けた!フレームイン

この世界の片隅にとは?

丸山正雄さんの話から学んだこと

アニメーション制作には時間とお金がかかる

完成させることを大切にする

東南アジアの人々の日常を感じられた!イシュ・パテルさんの写真展

アニメーション大国の背景が見えた!エストニア展

「レッドタートル ある島の物語」の原画が展示されたマイケル デュドク ドゥ ヴィット展

 

 

 

アニメーション制作を手軽に体験できる!コンピュータ・アニメーションメイキングワールド

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部屋に入ると、学生さんが「アニメーション作ってみますか?」と声をかけてくれました!何をどうしたらよいかわからない人も安心です(笑)

 

机の上にはパソコンのディスプレイと描くボードとペンが置いてありました。

*紙に絵をかくのと違い描いてる線が画面に映るのに操作に慣れるのに数日かかるとのことでした。

だけど自転車のように一度慣れてしまうと大丈夫みたい。

 

ソフトをつかうと勝手につなげてくれるみたいです。

 

わたしはアニメーションって色がかわいいなと思うのですが色も無数に選べるようになっていました。

 

一つの完成品(約5秒)を見せてもらった後の会話

 

わたし「このアニメーションで何枚くらいですか?」

 

学生さん「18枚くらいですね、時間は1時間くらいです」

 

わたし「18枚も1時間で描いちゃうなんてすごいですね!」

 

学生さん「大部分はコピーして変化を入れたい部分だけ描きかえるからそんなに大変なことでもないんですよ」

 

わたし「そうなんだ!」

学生さん「エンドレスにすると5枚くらいで飛んでる姿や走ってる姿が描けますよ」

 

「この世界の片隅に」プロデューサー丸山正雄さんのお話が聞けた!フレームイン

 

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「この世界の片隅に」とは?

こうの史代さん原作の日本の漫画作品

「戦争と広島」をテーマに描いた作品

2016年11月12日に片淵須直監督による同名の劇場アニメーション映画が全国公開された。

2018年7月期のTBS系の「日曜劇場」枠にてテレビドラマ化されている

引用:Wikipedia

 

 

丸山さんの話から学んだこと

 

アニメーション制作には時間とお金がかかる

絵コンテに5年かかりfilm作りにかけられるのはあと2年だったと聞き、時間がかかることを知りました。

 

完成させることを大切にする

丸山さんは「完成品を作ったことがない」と言っていた。

「今の人のように1本1本真剣に細かいことまで気にして作っているととても続かない。」

 

「人によって受け取り方が違うし、欠けている魅力もまた良いんだから」と。

 

 

東南アジアの人々の日常を感じられた!イシュ パテルさんの写真展

 

ここでは、すさまじい変化を遂げるアジアで経済の中に入らず目を向けられなくなった東南アジアの人々の日常を垣間見ることができました。

 

朝起きて一番の仕事でお寺の掃除をしている子の写真

椅子の上でくるまって寝ている男性の写真

日本では見ない風景も多くあった

 

けど、クロックスサンダルを履いていたり、親が仕事に出ていて孫の面倒をみている祖父の姿は日本でもよく見る光景だよな~と思ったりもして。

 

「普通」ってないんだな。というのが率直な感想でした。

 

アニメーション大国の背景が見えた!エストニア展

エストニアはアニメーション先進国で映画祭でも特集が組まれていました。

人口約130万人の九州くらいの大きさの国です。

 

エストニアの写真で「森の濃霧」「つらら」「風車」「雪をかぶった街並み」から本当に魂が感じられる写真ばかりでした。

 

「レッドタートル ある島の物語」の原画が展示されたマイケル デュドク ドゥ ヴィット展

 

何枚もの葉っぱや丸太の細かい線。

細かいところまで丁寧に描かれた原画に見入っていました。

 

4年間かけて鉛筆で原画を描きあげた監督。

鉛筆1本であんな素敵な世界を描けることに感動しました。

 

マイケル監督の言葉に「最初の絵はひどいものだったが、1年ほどたったころ上達を褒められてうれしかった」というのがありました。

 

どんなに偉大な方でもうまくできない最初があって、練習して改善することで素敵なものができていくんだね。その過程も含めて素敵だなと思いました。

 

まとめ

映画祭は普段触れ合えないことにたくさん触れ合える機会でした!

行って良かった!