頭のなかブログ

ハタチの女子大学生です。家事や本や過去の経験から学んだことを記事にしていく花嫁修行ブログです。

勇気のない背中をトンと押してくれる東大出身者の決断

 

先日放送された「林先生が驚く初耳学」の内容がとてもためになったので記録しておきます。

東大出身の異端児という形で紹介されていました。

勇気のでない背中をトンとおしてくれるような内容でした。

 

1人目:宮台康平投手(プロ野球選手)(22)

2人目:林徹さん(馬の調教師)

3人目:川田貴章さん(内科医)

4人目:神田順平さん

5人目:井川意高さん

6人目:隅研吾さん

 7人目:岡島礼奈さん

8人目:中川瑞穂さん

9人目:石井てる美さん

10人目:新井紀子さん

 11人目:河野玄斗さん

12人目:活躍する新体操の子を育てたお父さん

13人目:桜雪さん

14人目:栗林ひろきさん 

15人目:中田志保さん

11の学び

 

 

1人目:宮台康平投手(プロ野球選手)(22歳)

東大史上最強の文武両道アスリート

史上初東大法学部卒プロ野球選手(北海道日本ハムファイターズ)

 

 

どんな人?

東大法学部は卒業までに2年間で90単位必要で文系でもっとも卒業が難しい、膨大な量をやっていないと突破できないと言われているそうですが、

合同自主トレに影響が出るためで、最後の(4年の冬)は試験を受けないように、4年前期までに卒業に必要な単位をとりきるよう計画した宮台投手。

 

色んな選択種を見たいと思い東大へ行き、

色んな所を見てあとは「自分が納得できるか」で決める

企業への就職も考えたことがあり説明会にも足を運んだこともあったのだそうです。

 

 

「多くの進路があったがなぜプロ野球の道を選んだか」という問いに

成功するか失敗するかは分からないので悔いがないように

失敗してもしょうがないと思えるほどの努力はしようと思えた

勉強を生かすのは野球人生が終わってからだと思う

と答えられていました。

 

いつも少し先を見据えて非常に合理的に動く宮台選手とても尊敬します。

 

学び:失敗してもしょうがないと思えるほどの努力をしようと思うことを選ぶ

 

 

 

 

2:林徹さん(馬の調教師)

史上初開成から東大医学部を経て競馬の調教師になった林徹さん。

 

どんな人?

社会に出たら役に立たないと思われがちな受験のノウハウを上手に使い成功をおさめた人。

 

3月2日に調教師デビューしたばかりですがデビュー戦で2着になった。

 

 

なぜ調教師に?調教師の多くは元騎手や二世調教師なのに?

 

今はスポーツ科学がすごく発達している

乳酸値を調教後測定したり、調教中の心拍数を測ったり

ただ受験勉強のテクニックだけは自信があるのでそれは活かせると思った

 

受験の時間管理術は社会に出てからも活かせる

 

林徹さんは受験で使用したスケジュール術を活用

何時から何時までは英語をやる、何時から何時までは数学をやる

その中でも「どんなことをやる」と綿密にスケジューリングを立てていたそう。

 

調教師に応用

 

調教師の仕事:運動 調教 寝藁 手入 物療 馬装

すべて一人で行っていた仕事を6つに分業

担当馬を持ちつつ分業制度を導入すると

空き時間がなくなり作業効率が劇的にアップ!したそう。

 

学び:時間管理を徹底・取り組む内容も決める、作業効率の上がる時間の使い方を常に模索・実践する

 

 

3:川田貴章さん(34歳) 

東京大学医学部卒・内科医をしながら東京五輪出場を目指す。

 

東大流…オリンピックに出る方法

物理的なことや論理的な考え方とかをうまく活かして流体力学とか

どうやって風の力を受けて推進力に変わるかの理解が大事

ぼくに向いている種目だと思う

 と川田さん。

 

セーリングは物理学 

その分野に強い方が当然良い結果をだせる

競技用の船が日本に3艇しかない

競争を勝ち抜く確率の高さを十分計算している

 と林先生。

 

カーリングの世界にも!

4人目:神田順平さん

東京大学法学部卒業

大手都市銀行に勤めながら2022年北京冬季五輪を狙う。

 

カーリングの基本は物理学と同じ 

摩擦や反発力など毎回試合ごとに計算しながら作戦やショットを選ぶ。

 

 

林先生は番組見て研究したりする?という問いに

研究します。

出来ないことを出来るようにしない能力が高いので出来ないことは諦める

ジュニアさんのボケ・ツッコミは無理なので。

 

学び:・勉強を現実に結びつけて考える

    ・どの世界なら戦えるのか、「強み」を考える

 

 

 5人目:林先生の気になる人:大王製紙元会長 井川意高さん

 

106億円横領ギャンブルで転落したエリート

「熔ける」の著者

150万円が1時間で23億円になり、その日のうちに0円になったこともある経験があるのだそう。

 

自分が負けたと諦めた時点で本当に負けたことになる

残った事業をどこまで発展させられるか勝負かけていきたい

と井川さん。

 

林先生が井川さんが気になる理由

 

林先生も25歳当時 株とギャンブルで1800万円以上の借金があった。

 

林先生は2012年の10月に勝負をかけた(今でしょで注目を浴びた年)

テレビ番組を徹底的に研究し準備したのだそう。

 

「ここのチャンスを逃したら二度と次のチャンスを来ない」

「ここで何を準備して挑めば次のステージにつなげるか」

まさに「いつやるか、いまでしょ」

あの勘っていうのはそこまでにものすごく負けてきた経験があって勝負がかけられた

ギャンブルは身の破滅につながるのでぜひぜひやってくださいと言えるものでないのは重々わかっているがギャンブルしていなかったらこの場にいない。

 

学び:どんな経験も糧になる、チャンスが訪れたときに掴める準備を整えておくことが大切

 

6人目:隅研吾さん

東京大学大学院卒業の建築家

木造技術の大切さを伝える。

 

人生で最も大きな買い物と言われる

マイホーム購入

 

住宅購入条件の理由【出典:平成28年度住宅市場動向調査(国土交通省)】

1 立地環境

2 新築住宅

3 一戸建てマンション

4 デザイン・設備など

5 価格・家賃

6 売却時の価格

7 住宅メーカー

 

木材を使って新国立競技場造ろうとしているのはなぜ?

 

日本は、一級建築士=コンクリート技術、

    二級建築士=木造技術

として木造を低く見ている。

 

日本人はコンクリートを過大評価している

「コンクリートのマンションは完成した瞬間から劣化が始まる」

 

関東大震災・第二次世界大戦で町が燃えたためコンクリートで街を作り直せば強い街ができるという幻想を持っている。

固くて強いと過信しているが実質は脆いところが一番の問題。

見えないところでさびたりひび割れしたり傷んだところだけを変えることがすごく難しい。

 

住宅ローンで一生縛られて、

でもその結果として建築業・住宅産業は潤う。 

それが20世紀の構造。

家を造らされた人は犠牲者だった。

 

木の場合は、

例えば法隆寺が1400前の建築。

観察して傷んだところをうまく取り換えていけば1400年でももつのが気のすごいところ。

未来永劫残ってほしいという思いから木材を選ぶべき。

 このように「イメージは日常を支えたり、命を守ったりしない」ことを伝えてくれている。

 

学び:知ることは怖いけどしっかり向き合う

 

 

7人目:岡島礼奈さん

東京大学理学部卒業 宇宙ベンチャー企業ALE社長

東京五輪の空に人口の流れ星を流す

 

夢をかなえるために「実は最も大切なこと」

人は頭脳が重くなると飛べなくなる

大きな頭脳と大きな翼を両方持ってる 大きな翼を時に人は勇気と呼ぶ

と林先生は言う。

 

専門の知識を学べば学ぶほど「人口流れ星の実現は難しい」と専門家は諦めてしまう。

なぜ無謀な人口流れ星に挑むのか?

 

天文学を専攻していた。

同じ宇宙でも今は宇宙工学。 その知識は全くなかった。

無知だからこそいろいろなことに勇敢に挑めた。

それが実現間近

実際に2年後の春

広島の空で世界初の人口流れ星を流す予定

 

 学び:見切り発車。やってみる精神を忘れない。

 

 

 

8人目:中川瑞穂さん(32歳)

東京大学経済学部卒業

東大生の就職先で根強く人気なのが外資系金融企業

「モルガン・スタンレー証券」入社 数百億を動かすエリート

 

暗闇ヨガのインストラクター ヨガ事業の会社を発足

生涯賃金10億円というキャリアを捨てお金より夢を優先 

 

9人目:石井てる美さん(34歳)

東京大学工学部・大学院卒業

 

東大生でも入るのが難しい

世界最大のコンサルティング会社 マッキンゼー・アンド・カンパニーを一年半で転職

 

社員の平均年収2000万以上

 

お笑い芸人になる

住む場所:東京のど真ん中麻布の高級マンション→実家暮らし6畳一間

現在の月収2445円 一人暮らしをするほどの余裕がない

 

 

一度世界で成功しているので自分のやり方に自信がある

それを貫き通せば次も必ず結果はついてくる

より自分がやりたいことを選ぶチャレンジする

 

と林先生は言う。

 

なぜ面白いのかをネタを分析したり、ボケの種類を分類したり、をことばに書きおこすことで理解する。

ことばにできないことは理解したことにならない。

 と石井さん。

 

後悔はないのかという質問に。

 

後悔は全くない。

むしろ芸人に挑戦してなかったら死ぬとき後悔してた。

これは断言できます。

 学び:お金よりもやりたいことを選ぶ。自分の気持ちに素直に生きる。

 

10人目:新井紀子さん(数学者)

確率情報研究所教授

人工知能(AI)でロボットが東大入試に合格できるかを実験中

 

明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、関西大学、関西学院大学、

同志社大学、立命館大学など有名私立大学の合格率80%到達

 

今後10~20年程度で約47%の仕事が自動化されるリスクが高い

参照:オックスフォード大学研究論文「雇用の未来」

 

 

これからの社会で活躍できるか=AIに打ち勝つ力があるか

読解力

AIには読解力はない

いろいろな仕事がAIに置き換えられる中はや、読解力があればAIにとって代わられない

AIは論理・統計・確率という数学の要素でつくられたあくまでも計算機!

囲碁や将棋のように膨大なデータから最適手を導く=AI向き

意味を理解して行動(冷蔵庫を開けてお茶をとる)=AIに不向き

単純な行動であったとしても

現在のAI=学習させた膨大なデータをもとに確率の高いものを導き出す仕組み

 

 

2016年度第一回東大入試プレ

東ロボ君の結果

数学76.2

国語49.7

英語50.5

 

東大生でも深刻な読解力不足

AIに仕事を奪われないためには読解力を鍛える必要がある

 

学び:読解力がいる時代

 

 

11人目:河野玄斗さん(22歳3月生まれ)

東大医学部 司法試験 ジュノンボーイの3刀流

 

つぶやき

2016年の10月1日

1000時間勉強して将来の年収が100万円上がる場合、勉強の時給は100万円×40年÷1000時間=時給4万えんになるよ。

なんでみんなそんなに勉強しないの?

 

賛否両論を呼んだそう。

 

どういう思いでつぶやいた?

 

いかに勉強することがコスパが良いかを伝えたかった

高校生が時給1000円のバイトで喜んでいる暇があったら将来に向けて勉強した方がトータルプラス

 

林先生も正しいねと一言。

東大の3刀流はこの合理的な考え方を伝えたかった。

 

司法試験合格 平成29年 平均年齢28.8歳

最高年齢71歳

最低年齢21歳

歴代最年少合格

 

医療ミスで泣き寝入りする患者さんを救える医療弁護士になれる

と思って

僕みたいに色んなことをしてその掛け算で独自性を出していく方が性に合っているならそれでいい

 学び:将来に向けて勉強しよう、色んな事をして掛け算で独自性を出す努力をする。

 

 

 12人目:しのはらえれなさん(17歳)を育てたお父さん

 

東大出身で勉強優秀、新体操で活躍する子を育てた東大出身のお父さん。

 

勉強(USAのアトランタ)と新体操が忙しく、日本語の勉強が負担になっていた娘に気付き、

会話が出来たらよい、今はスマホで選択する時代と判断し漢字の書き取りはやめるようアドバイスした。

すると、勉強と新体操に集中でき活躍を果たすことができた。

諦める教育

 

 

子育て本を鵜呑みにしても意味がない その環境が子供に会ってないとなにも意味はない

子どもにあった教育法を親が考えることが重要人が上手くいった方法 そのままする 怠惰 参考にするくらい

 と林先生。

 

学び:・やることを決める時はやらないことも決めよう。

   ・読書のあとは行動、試行錯誤。

 

 

 

13人目:桜雪さん(25歳)

 

官僚は東大法学部の看板が生きる仕事と言われているが、

うまく東大という学歴の肩書を使ったのが桜雪さん。

 

仮面アイドルとして活動しており、

東大卒を利用するとブログのアクセス数

平均40件→100万件になったそう。

 

14人目:栗林ひろきさん(26歳)

 

林先生が賢い職業選びをしていると評す栗林さん。

兵庫県灘高校から東大工学部を経て官僚年収2000万を捨て大工さんになった。

 

 

なぜいままでそういう選択をする人が少なかったのか?

職人さんは中卒が多い。

東大出たという小さなプライドと東大出てそんなことやっているのというつまらない固定観念に縛られて選択する人少なかっただけ。 

 と林先生。

 

栗林さんの働く会社平成建設は大卒を採用しているため

東大卒、早稲田卒、東工大卒など高学歴が集まるそう。

平成建設の社長である秋元久雄さんは大工になるには学力必要という。

 

 

大工の主な仕事は「建物の基礎となる骨組みや下地を造る」など

建設現場の専門職

大工 左官(かべを手掛ける) 電気(エアコンのとりつけ) 現場監督 とび職 設計士 水道 サッシ 塗装など

 

本来分業制のところを

平成建設で働く人は、設計士 大工 とび 電気 水道 左官どれでもできるスーパー大工(スキル重視の)さんになるのだそう。

栗林さんは入社2年目ながら鉄筋 大工 型枠の職人技を習得

 年商150億なのだそう。

 

 

東大で色んな知識を学んだ

自分の成長には知識と経験両方が必要

これからは現場経験両方備えた人として日本を支えたい

(東大を卒業して大工になったことは)もったいないとは思わない

東大行きたくて行っただけ。大工もなりたくてなっただけだから。

大学で学んだことをそのまま活かせる職業につく。

と栗林さん。

 建築物はすごく理論的精密に作らなければならない分野

今までは勘と経験で行われたきた 

それはそれで尊いが

理論化して計算で理解することでより早く習得できる面もある

 また技術職は高齢化が深刻

技術を持っている人が10年後20年後すごく価値のある存在になっていることは間違いない

エリート官僚や大企業に就職しても先が見えない現在

彼はそれを見越しているだろう

 と林先生。

 

学び:大学で学んだことをそのまま活かせる職につく、時代の流れをよみ何ができると価値があるかを考える

 

 

15人目:中田志保さん(38歳)

 

フェリス→東大→日テレ(36歳で退社)→小料理と歩んできた彼女。

 

平均年収1400万円超の日本テレビ王者日テレを退社して小料理屋の女将になった。

 

目先の安定より80歳まで若く働く元日テレ女将

 

 

笑点のディレクター

親は泣いた

生涯年収3億2000万から年収200万に

 

テレビマンとしては良い年齢かもしれないが

あと数年で管理職にならないといけない年齢だった 

先を考えて70.80まで働きたい 

元気なうちに新しいこと始めておきたい 

60歳で定年 あと40年

 と中田さん。

現在年金生活をする世帯の7割に老後破綻のリスクがある

日テレ時代のスキルや人脈をうまく活用 

お店で生の落語を堪能

落語に出てきたぜんざいを料理に

 

学び:人生を長い目で計画する、人とのつながりを大切にする

 

11の学びまとめ

1 失敗してもしょうがないと思えるほどの努力をしようと思うことを選ぶ

2 時間管理を徹底・取り組む内容も決める、作業効率の上がる時間の使い方を常に模索・実践する

3 勉強を現実に結びつけて考える、どの世界なら戦えるのか、「強み」を考える

4 どんな経験も糧になる、チャンスが訪れたときに掴める準備を整えておくことが大切

5 知ることは怖いけどしっかり向き合う

6 見切り発車。やってみる精神を忘れない。

7 お金よりもやりたいことを選ぶ。自分の気持ちに素直に生きる。

8 読解力がいる時代

9 将来に向けて勉強しよう、いろんなことをして掛け算で独自性を出す努力をする

やることを決める時はやらないことも決めよう、読書の後は行動、試行錯誤。

10 大学で学んだことをそのまま活かせる職につく、時代の流れをよみ何ができると価値があるかを考える

11 人生を長い目で計画する、人とのつながりを大切にする

 

いかがだったでしょうか。

学ばせてもらったことを将来につなげていけるようがんばりたい。